2018年に読んだ本ベスト10
今年出たとは限らないけれど、「この本すごいよ!」と今年友達にオススメした本たち。
最近は心に余裕ができて、小説もちょこちょこ読むので迷ったが、古い本ばっかりで、「いまさらこんなの読んでるのか」と思われるのが恥ずかしいので、結局ノンフィクションだけにした。画像がAmazonヘのリンクになっている。
最高におもしろい。大学院生は全員読むべし。
シンプルに知らないことが多かった。日本語ネィティブの人が、日本語で書いたらこういう本はできなかったのではないか。
「ケチって火炎瓶」の話はこの本で初めて知った。おもしろいというか、いい加減にして欲しい。
同じ著者の本を、毎年おもしろいというのも信者みたいで癪だが、おもしろかった。
個人の経験と歴史と社会構造のつながりの書き方、Millsのいう「社会学的想像力」だ!と、感銘。読む前は正直、「内地の人は、もう沖縄のことは書かなくていいのでは」、と思っていたが、むしろわれわれ沖縄人じゃない人ほど読んで考えるべきかと。
良いお年を!
昨日撮影した日の出 |
最近は心に余裕ができて、小説もちょこちょこ読むので迷ったが、古い本ばっかりで、「いまさらこんなの読んでるのか」と思われるのが恥ずかしいので、結局ノンフィクションだけにした。画像がAmazonヘのリンクになっている。
バッタを倒しにアフリカへ
最高におもしろい。大学院生は全員読むべし。
サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~
ありそうでない切り口でおもしろかった。「違法を合法に変えるウナギ・ロンダリングの実態を、日本の消費者は知らない。」(6章)はなかなか素晴らしいパンチライン。— Yuki Asahina (@yukiasah) 2018年11月22日
サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~ 小学館 https://t.co/JpCfXgdohT @amazonJPさんから
ノモレ
『ヤノマミ』よりも引き込まれたかもしれない。ここまで主人公の視点を作り込むと、フィクション性が強すぎて、ノンフィクションとしてはどうなのか、という点も気になる。
安楽死を遂げるまで
ヨーロッパ各地で、現地語で取材これだけするのすごい。文章も読みやすくて、大変勉強になりました。しかし、後半と結論で、日本=集団、欧米=個人というステレオタイプな文化論を繰り返し強調するのはうーん😢— Yuki Asahina (@yukiasah) 2018年12月14日
安楽死を遂げるまで 小学館 https://t.co/bL5Jgt06Z5 @amazonJPさんから
著者の宮下さんは上の生意気ツイートを、リツイートと「いいね」してくれたので、絶対にいい人だと思う。そういう心の広い人になりたい。
津波の霊たち 3・11死と生の物語
シンプルに知らないことが多かった。日本語ネィティブの人が、日本語で書いたらこういう本はできなかったのではないか。
悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞
「ケチって火炎瓶」の話はこの本で初めて知った。おもしろいというか、いい加減にして欲しい。
だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人
文脈が違うけど、日本での「劣等感や生きづらさ、社会に対する失望感など」から解放される「海外は承認欲求を満たせる’居場所’」というのは僕も図星で耳が痛い😢
だから、居場所が欲しかった。バンコク、コールセンターで働く日本人 集英社https://t.co/QBfJs7nrGX @amazonJPさんから— Yuki Asahina (@yukiasah) 2018年12月23日
この本にはスゴイ考えさせられた。読みやすいけど中身はギッシリ。
極夜行
同じ著者の本を、毎年おもしろいというのも信者みたいで癪だが、おもしろかった。
荒野へ
古くてごめんなさい。でも、一番おもしろかったかも。
沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち
個人の経験と歴史と社会構造のつながりの書き方、Millsのいう「社会学的想像力」だ!と、感銘。読む前は正直、「内地の人は、もう沖縄のことは書かなくていいのでは」、と思っていたが、むしろわれわれ沖縄人じゃない人ほど読んで考えるべきかと。
良いお年を!
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